2014年8月17日日曜日

作業療法士・理学療法士 臨床実習ガイドブック

養成全課程の約2割を占める単位数が必須の臨床実習。本書は、この避けて通れない実習の全体像を時系列に並べ、Q&A方式で解説。80項目にわたるQは,実習に関する学生の悩みや疑問のなかでも,特に多く寄せられるものを厳選。また,実習指導者のあり方にも言及されており,実習生はもちろん受け入れ施設にも参考となる,臨床実習のすべてがわかるガイドブック。

OT・PTを目指す学生さんも、指導を担当される先生も、あなたの悩みはきっと晴れる!臨床教育のスペシャリストが答える実習での悩みランキング上位80選。

作業療法士であれば誰でもクライエント中心の実践を心がけていると思います。
クライエントの声を聞き、できるだけそれに沿うことが、作業療法の効果を高めるとわかってきたためです。
作業療法でいうクライエントは、障害を持った方だけでなく、作業ができるようになりたいすべての人が含まれます。
もちろん、学生も・・・。
だから、作業療法士にとって臨床実習は本来、学生(クライエント)中心の教育になっていなければならないはずです。
学生も作業療法という作業ができるようになりたくて、作業療法士の前にあらわれているのですから。
でも、実際には本書でも指摘されているように、学生の声を聞くこともなく、スパルタ式の臨床教育が横行しているように思われます。
それは、理学療法でも例外ではないでしょう。
クライエント(学生)中心の実践の方が教育効果が高いと予測されるにもかかわらず・・・。
本書は、作業療法では当たり前になったクライエント中心の実践を、これまで導入されることのなかった臨床実習で学生(クライエント)を対象に展開しようと試みた学習教材だと感じました。
本書は、学生の疑問から出発して、1つ1つ丁寧にそれに応えていくことによって、学生の成長を助けようとしています。
その答え方のサジ加減は、臨床実習で学生を教育する臨床実習指導者(作業療法士・理学療法士)にも大いに参考になると思います。
本書はクライエント中心の学習教材に触れてみたいすべての学生にお薦めの1冊です。
また、従来型の臨床実習に限界を感じているすべての臨床実習指導者(作業療法士・理学療法士)にもぜひ読んでいただきたい。
私は本書を読んで、臨床実習指導のやり方が変わりましたから。
著者たちが言うように、私も臨床実習をよりよい教育にしたいと思いました。

知識がある・無し以前の、当たり前の事が書かれてる本だと思いました。

インターネットで臨床実習について調べれば書いてあるような素人的な内容しか載ってません。本当に当たり前のことが書かれているだけで愕然としました。モラルがある人なら読む必要は全くないと思います。これを読んだからといって実習の不安さや厳しさは解消されません。


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